- エックスサーバーのドメイン変更とワードプレス移転の仕組み
- エックスサーバーのワードプレスでドメイン変更を成功させる点
エックスサーバーのドメイン変更とワードプレス移転の仕組み
こんにちは、レンタルサーバー運営者の吉岡です!エックスサーバーを使っていて「サイトのドメインを新しくしたいな」と思う瞬間ってありますよね。リブランディングだったり、より短いドメインに変更したかったりと理由は様々ですが、いざやろうとすると「データはどうなるの?」「ワードプレスの設定は?」と不安になるものです。実はエックスサーバー環境でのドメイン変更は、単なる名称変更ではなく「データの引っ越し」に近い作業なんですよ。まずはその裏側の仕組みをしっかり理解して、失敗しない土台を作っていきましょう。難しい用語も出てきますが、わかりやすく噛み砕いてお伝えしますね。
サーバーディレクトリとドキュメントルートの基礎知識
エックスサーバーを利用する上でまず知っておきたいのが、ドメインとフォルダ(ディレクトリ)の関係性です。エックスサーバーは、追加したドメインごとに専用のフォルダが自動で作られる仕組みになっています。これが「ドキュメントルート」と呼ばれるもので、Webサイトを表示するためのファイル一式を置いておく「住所」のような役割を果たしていますよ。
ドメインごとに独立した「部屋」があるイメージ
例えば、あなたが現在 old-domain.com を使っているなら、サーバーの中には /home/サーバーID/old-domain.com/public_html という専用の部屋があります。ここにワードプレスのファイルが入っているわけですね。新しく new-domain.com を追加すると、これとは別に /home/サーバーID/new-domain.com/public_html という真っ新な部屋が出来上がります。ここが混乱しやすいポイントなのですが、ドメインを変更するということは、この「古い部屋」から「新しい部屋」へ荷物を全部移さなきゃいけない、ということなんです。エックスサーバーでは1つのフォルダを複数のドメインで共有するような使い方は推奨されていないので、この「物理的な移動」が必要になるんですね。
なぜ「名称変更」だけでは済まないのか?
「管理パネルでドメイン名を書き換えるだけじゃダメなの?」と思うかもしれませんが、残念ながらそうはいかないんです。エックスサーバーのシステム上、ドメイン設定を追加した時点で新しいフォルダ構造が生成されるため、古いドメインの設定を消してしまうと、その中にあったファイルまで一緒に消えてしまうリスクがあります。ですから、まずは新しいドメインを「追加」して、そこにデータを「コピー」する手順を踏むのが一番安全なんですよ。この仕組みさえ分かっていれば、作業の全体像が見えてくるはずです。焦らず、一歩ずつ進めていきましょうね。
ここがポイント!
- エックスサーバーはドメインごとに「public_html」フォルダが独立している。
- ドメイン変更 = 古いフォルダから新しいフォルダへのファイル移動が必要。
- 古いドメイン設定を先に消すとデータが消えるので、必ず「追加」から始める。
(出典:エックスサーバー公式マニュアル:サーバーのディレクトリ構造について)
失敗を防ぐためのバックアップとデータベース管理のコツ
さて、引っ越し作業に入る前に一番大切なのがバックアップです。「吉岡さん、エックスサーバーには自動バックアップがあるから大丈夫じゃないの?」と思われるかもしれませんが、あれはあくまで「万が一の備え」なんですよ。自分で行うドメイン変更作業中にミスをした場合、手元に最新のバックアップがあるのとないのとでは、安心感が全く違います。特にワードプレスは「ファイル」と「データベース」の2つが揃って初めて動くものなので、両方のバックアップが必要ですよ。ここ、ちょっと面倒ですけど、絶対に飛ばさないでくださいね。
ファイルとデータベース、それぞれの保存方法
ファイル(画像やテーマなど)のバックアップは、FTPソフトを使って public_html フォルダを丸ごとパソコンにダウンロードするのが一番確実です。ただ、数千枚も画像があると数時間かかることも…。そんな時は、エックスサーバーのファイルマネージャで「フォルダをzip圧縮」してからダウンロードすると、時間を大幅に短縮できますよ。一方、データベース(記事本文や設定など)は「phpMyAdmin」を使ってエクスポートします。この時、必ず「SQL形式」で保存するようにしましょう。これさえあれば、もし作業中にサイトが真っ白になっても、すぐに元の状態に戻せる「魔法の予備」になりますよ。
データベース管理の「賢いやり方」
ドメイン変更時、元のデータベースをそのまま使い回すこともできますが、私は「新しいデータベースを作ってデータをコピーする」方法を強くおすすめしています。なぜなら、新しいドメインで作業している最中に何かトラブルが起きても、古いドメインとデータベースが手付かずで残っていれば、いつでも元に戻せるからです。いわゆる「切り戻し」ができる状態ですね。複数のデータベースを作れるエックスサーバーの強みを活かして、リスクを最小限に抑えましょう。慣れない作業だからこそ、二重三重の安全策を張っておくのがプロのコツですよ。
| 種類 | 主な内容 | 推奨される取得方法 |
|---|---|---|
| Webファイル | テーマ、プラグイン、画像、.htaccess | FTPまたはファイルマネージャで圧縮ダウンロード |
| データベース | 記事、カテゴリ、ユーザー情報、設定 | phpMyAdminでのSQLエクスポート |
| 設定メモ | DB名、DBパスワード、各プラグイン設定 | メモ帳やキャプチャで保存 |
(出典:WordPress.org:WordPressのバックアップ(公式))
簡単移行機能のメリットと同一サーバー内での適用範囲
「手動でファイルを動かしたり、DBをエクスポートしたりするのは難しそう…」という方にぜひ知ってほしいのが、エックスサーバーの「WordPress簡単移行」機能です。本来は他社サーバーからエックスサーバーへ引っ越してくるためのツールなのですが、実は「同じサーバー内でのURL変更」にも応用できるんですよ。これを使えば、面倒なファイル移動やデータベースの書き換えをシステムが自動でやってくれます。なんて便利な世の中なんでしょうね!
簡単移行を使うメリットと「魔法の仕組み」
この機能の最大のメリットは、URLの置換(古いドメインから新しいドメインへの書き換え)まで一気にやってくれる点です。手動だと、データベースの中にある何千箇所ものURLを自分で書き換える必要があり、ここでミスをすると画像が表示されなくなったりするのですが、簡単移行ならそのリスクをぐっと減らせます。使い方は簡単で、サーバーパネルから移行元のURLとログイン情報を入力するだけ。内部的には、一時的にプラグインがインストールされてデータを圧縮転送しているのですが、ユーザーはボタンを数回クリックするだけでOKなんですよ。これ、本当に助かりますよね。
ただし、限界もあるんです…注意すべきケース
非常に便利な機能ですが、どんなサイトでも100%成功するわけではありません。例えば、サイトの容量が2GBを超えているような大規模サイトだと、途中でタイムアウトして失敗することがあります。また、強力なセキュリティプラグイン(SiteGuardなど)を入れていると、移行ツールが「不正なアクセス」とみなされてブロックされてしまうことも。さらに、PHPのバージョンが古すぎたり、マルチサイト機能を使っていたりする場合も対象外です。もし「簡単移行」を試してエラーが出たとしても、それはあなたのせいではありません。その時は「よし、手動でやってやるか!」と気持ちを切り替えて、次にお伝えする手動の手順に進みましょうね。
簡単移行が失敗しやすい条件
- サイトの総容量(ファイル+DB)が2GBを超えている。
- ログインURLを変更するプラグインが有効になっている。
- Basic認証(パスワード保護)がかかっている。
- WordPressマルチサイト機能を利用している。
(出典:エックスサーバー公式:WordPress簡単移行の利用手順)
手動によるファイル転送と接続設定を書き換える手順
簡単移行が使えない場合や、自分の手で一つひとつ確実に進めたいという「こだわり派」のあなたには、手動移行がおすすめですよ。少し手間はかかりますが、仕組みがわかればトラブル対応力も一気に上がります。まずは、前のステップでバックアップしたファイルを、新しいドメインのフォルダ( new-domain.com/public_html )にアップロードしましょう。ここで大事なのは、ファイルが1つも欠けないようにすること。FTPソフトの転送ログを見て、エラーが出ていないかチェックしてくださいね。
wp-config.phpの書き換えという「重要ミッション」
ファイルを全部上げ終わっても、まだサイトは動きません。なぜなら、新しい場所にある wp-config.php という設定ファイルが、まだ古いデータベースの情報を指したままだからです。このファイルをテキストエディタで開き、新しいデータベース名、ユーザー名、パスワードに書き換える必要があります。この作業は、いわば「新しい体のパーツに、新しい心臓を繋ぎ直す」ようなもの。一文字でも間違えると「データベース接続確立エラー」という怖い画面が出てしまうので、深呼吸して慎重に入力しましょう。特に、エックスサーバーのMySQLホスト名( mysql1234.xserver.jp のような形式)を間違えないように注意してくださいね。
接続が確認できたら、まずは管理画面へ
DBの書き換えが終わったら、一度新しいドメインで管理画面にログインできるか試してみましょう。もし「古いドメインに飛ばされる!」という場合は、まだデータベースの中に古いURLが残っている証拠です。そんな時は、 wp-config.php の中に define('WP_HOME','https://new-domain.com'); と define('WP_SITEURL','https://new-domain.com'); という2行を一時的に書き足してみてください。これで強制的に新しいURLで開けるようになりますよ。ここ、ちょっとした裏技です。まずは管理画面に入ることが、手動移行を成功させるための第一関門ですからね。
wp-config.php 編集の三箇条
- 編集前に必ずファイルのコピーを取っておく。
- 「UTF-8 (BOMなし)」形式で保存する。
- 全角スペースが混じらないよう、メモ帳ではなくプログラミング用エディタを使う。
MySQLデータベースの新規作成とデータのインポート
いよいよデータの核となる「データベース」を準備しましょう。エックスサーバーのパネルから「MySQL設定」を開いて、新しいデータベースを作成します。名前は何でもいいですが、 サーバーID_newwp のように、後で見て「あ、これが新しいドメイン用だな」とわかる名前にするのが吉岡流です。データベースを作ったら、次はそれを操作する「ユーザー」も忘れずに追加して、権限を設定してあげてくださいね。これ、初心者の方が一番忘れがちなポイントなんです。「データベースを作ったのに繋がらない!」という時は、だいたいこのユーザー権限の設定漏れが原因だったりしますよ。
phpMyAdminで「魂」を注入する
箱(データベース)ができたら、次は中身(データ)を入れます。「phpMyAdmin」にログインし、作成したばかりの空のデータベースを選択してください。そして「インポート」タブをクリックし、古いドメインからエクスポートしておいたSQLファイルを選択して実行!画面に「インポートは正常に終了しました」という緑色のメッセージが出た時の達成感は、何度やってもたまらないものがありますよ。もしエラーが出た場合は、ファイルサイズが大きすぎないか、あるいはSQLの構文が合っているかを確認しましょう。大きいファイルの場合は、zipで固めてから上げるとうまくいくことが多いですね。
データの「整合性」を保つために
インポートが無事に終われば、記事データやプラグインの設定がすべて新しいデータベースに格納された状態になります。でも、ここにあるURLはまだ old-domain.com のまま。これを一括で直すのは次の章の「置換」で行いますが、このインポート作業こそがドメイン変更の心臓部であることを忘れないでください。もし途中で失敗したら、一度データベースの中身を空にしてからやり直せば大丈夫。エックスサーバーのデータベースは何度でも作り直せるので、失敗を恐れずにチャレンジしてみましょう!ここを乗り越えれば、山場は越えたも同然ですよ。
| 作業ステップ | 具体的な操作 | 失敗しないコツ |
|---|---|---|
| 1. DB追加 | MySQL設定 > MySQL追加 | 名前はわかりやすく付ける |
| 2. ユーザー追加 | MySQL設定 > MySQLユーザ追加 | パスワードは複雑なものにする |
| 3. 権限設定 | MySQL一覧からユーザーを「追加」 | これを忘れると接続エラーになります |
| 4. インポート | phpMyAdminからSQLファイルをアップ | エラー時はzip圧縮を試す |
※続きを出力しますか?(「独自SSL」「301リダイレクト」「URL置換」などの後半パートが続きます)
エックスサーバーのワードプレスでドメイン変更を成功させる点
さて、ここからは後半戦ですね!データの移動やデータベースの準備が整ったら、次はいよいよ「サイトを正常に動かし、SEOの評価もしっかり守る」という、プロの仕上げ作業に入ります。ここを疎かにすると、せっかく引っ越したのに「サイトが安全じゃないと表示される」「検索順位がガタ落ちした」なんて悲しいことになりかねません。吉岡と一緒に、最後まで丁寧に確認していきましょう。ここが正念場ですよ!
独自SSL設定のタイミングとDNS設定の切り替え
今の時代、Webサイトを「https」で保護する独自SSLは当たり前ですよね。エックスサーバーでは無料で高性能なSSLが使えますが、ドメイン変更の際には「どのタイミングで設定するか」が非常に重要なんです。これ、実は多くの人が躓くポイントなんですよ。なぜなら、エックスサーバーの無料独自SSLは、そのドメインが「エックスサーバーを向いている」状態じゃないと発行できないというルールがあるからです。
DNS(ネームサーバー)の切り替えと「浸透」を待つ時間
まず、ドメインを取得した会社(お名前.comやXserverドメインなど)の管理画面で、ネームサーバーをエックスサーバー(ns1.xserver.jp〜ns5.xserver.jp)に変更します。ここまでは簡単ですが、難しいのはここから。この変更が世界中のネットワークに広まる(浸透する)までには、数時間から最大で72時間ほどの時間がかかります。この不安定な期間にSSLを設定しようとすると、「サーバーがドメインを確認できません」というエラーが出てしまうんですね。焦らず、まずは半日〜1日ほど置くのが吉岡流の「成功のコツ」です。
SSL設定の具体的な手順と注意点
DNSが切り替わったのを確認したら、サーバーパネルの「SSL設定」から新しいドメインに対してSSLを追加します。もし「簡単移行」を使った場合は、このステップを自動で試行してくれますが、失敗していることも多いので必ず自分の目で確認してくださいね。SSL設定が完了すると、サーバー側の準備は万端。ただし、ワードプレス側の設定(URLの http を https に変える作業)は、必ずこのSSL設定が終わってからにしましょう。そうしないと、管理画面にログインできなくなる「無限ループ」に陥る可能性があります。慎重に、順番を守っていきましょうね!
SSL設定で失敗しないための手順
- ネームサーバーをエックスサーバーに変更する。
- 数時間待ち、外部サービス(nslookup等)で反映を確認する。
- サーバーパネルで「SSL設定」を追加する。
- 「反映待ち」の表示が消えてからワードプレス側のURLを変更する。
SEO評価を引き継ぐ301リダイレクトの実装方法
「ドメインを変えたらアクセスが激減した」という話、聞いたことありませんか?それは多くの場合、適切な「301リダイレクト」が行われていないことが原因なんです。301リダイレクトとは、検索エンジンに対して「このページは恒久的にあっちのドメインに移転しましたよ!」と正式に伝えるための仕組み。これを行うことで、旧ドメインでコツコツ積み上げてきた検索順位や被リンクの評価を、新しいドメインに引き継ぐことができるんですよ。これ、SEOのプロも一番気を使うところです。
.htaccessへの書き込み:一文字のミスも許されない!
具体的な方法は、古いドメイン側の public_html にある .htaccess ファイルを編集します。ここに特定のコードを書き込むのですが、これが本当にデリケート。全角スペースが一つ混じっただけでサイト全体が真っ白(500エラー)になってしまいます。難しいですよね。でも大丈夫、基本の型を覚えてしまえば怖くありません。以下のコードをファイルの先頭に追記して、古いURLに来た人を新しいURLへ「転送」してあげましょう。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^old-domain\.com$ [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://new-domain.com/$1 [R=301,L]
</IfModule>
Googleへの「移転届」を忘れずに
サーバー側のリダイレクトが終わったら、仕上げに「Googleサーチコンソール」のアドレス変更ツールを使いましょう。これはGoogleに対して、より能動的に「引っ越しました!」と報告する機能です。サーバーのリダイレクト設定を確認した上で実行すれば、インデックスの切り替えがスムーズに進みますよ。旧ドメインのサーバー契約やドメイン契約は、この評価が完全に移り変わるまで(最低でも半年〜1年程度)は維持しておくのがセオリーです。少しコストはかかりますが、これまでの努力を守るための「保険」だと思ってくださいね。
301リダイレクトの重要チェック項目
- 全ページが1対1で対応するようにリダイレクトされているか?
- ステータスコードが「301」であることを確認したか(302は一時的なのでNG)。
- 旧ドメインのSSL証明書が有効な状態か(リダイレクト前にエラーが出ないよう注意)。
(出典:Google 検索セントラル:301 リダイレクト(公式ガイド))
データベース内のURLを一括置換するプラグインの操作
ファイルを移し、リダイレクトを設定しても、まだ終わっていません。実は、データベースの中にある「記事の画像パス」や「記事内の内部リンク」は、依然として古いドメインのURLのままなんです。これを一つひとつ手で直すのは…想像しただけで気が遠くなりますよね。しかも、ワードプレスのデータは「シリアライズ」という特殊な形式で保存されていることが多く、ただ検索して置換するだけだとデータが壊れてしまうんです。ここ、本当の落とし穴ですよ。
「Better Search Replace」で安全・確実に置換!
そこで大活躍するのが、「Better Search Replace」というプラグインです。このプラグインの凄いところは、前述した「シリアライズデータ」を解析して、文字数の変化(s:14からs:20など)まで自動で計算して直してくれるところ。使い方は簡単です。新ドメインの管理画面にログインしてプラグインをインストール。「Search for」に古いURLを、「Replace with」に新しいURLを入れて実行するだけです。でも、いきなり実行しちゃダメですよ!
Dry Run(テスト実行)の重要性
このプラグインには「Dry Run?」というチェック項目があります。これにチェックを入れて実行すると、実際には書き換えを行わず、「どこに何箇所、置換候補があるか」を教えてくれます。まずはこれで数字を確認して、「よし、大体100箇所くらいだな」と納得してから本番に挑むのが吉岡流の鉄則です。本番実行が終わった瞬間に、サイト内のすべての画像が表示され、リンクも正常に機能するようになる様子は、見ていて本当に気持ちがいいものですよ。作業が終わったら、セキュリティのためにプラグインを削除するのも忘れずに!
| 項目 | 設定内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| Search for | http(s)://古いドメイン | 末尾の「/」を付けるか統一する |
| Replace with | https://新しいドメイン | 必ず「https」にするのがおすすめ |
| Select tables | すべて選択 | Ctrlキー(MacはCmd)で全選択する |
| Dry Run? | 最初はチェックを入れる | 結果を見てから本番実行へ |
(出典:WordPress.org:Better Search Replace プラグインページ)
メールアドレスの再作成と過去データの移行に関する注意
ワードプレスの引っ越しに夢中になっていると、つい忘れ去られてしまうのが「メール」です。これ、実はビジネスで使っている方には致命的な問題になりかねません。エックスサーバーの仕様上、ドメインはそれぞれのディレクトリで管理されているため、ドメインが変わればメールアカウントも「新規作成」が必要になるんです。 info@old-domain.com を使っていたなら、新しく info@new-domain.com を作らなきゃいけないんですよ。ここ、意外と盲点ですよね。
ドメイン設定削除の「恐怖」を知っておいて!
エックスサーバーのパネルで古いドメインの設定を削除すると、そのドメインに紐付いていたメールアカウントだけでなく、サーバーに残っていた過去の受信メールもすべて消去されてしまいます。バックアップなしで消してしまうと、もう二度と戻せません。ですから、メールの移行はWebサイトの移行とは別に、丁寧に進める必要がありますよ。まずは新しいドメインで必要なアカウントをすべて作成しましょう。そして、これまでのメールを新しいアカウントに移す作業に入ります。
IMAP機能を活用した「メールの引っ越し術」
一番確実なのは、Thunderbirdなどのメールソフトを使って、新旧両方のアカウントを「IMAP」形式で設定する方法です。IMAPならサーバー上のメールを直接操作できるので、古いアカウントの受信トレイから、新しいアカウントの受信トレイへ、メールをマウスでドラッグ&ドロップするだけで移動(コピー)できるんです。これなら、大切な取引先とのやり取りも失わずに済みますね。DNSが完全に切り替わるまでは、古い方にもメールが届く可能性があるので、数日間は両方をチェックできるようにしておくと安心ですよ。難しいですけど、これも大事な「サイト運営」の一部ですからね。
メール移行の「うっかり」を防ぐコツ
- 新しいドメインでメールアカウントを先に作っておく。
- 古いドメインを削除する前に、必ず全メールを手元のパソコンに同期・保存する。
- 主要な連絡先には、事前に「アドレスが変わります」と案内を出しておく。
- フォームからの自動返信メールの設定(Fromアドレス)も忘れずに変更する。
500エラーなどのトラブルを未然に防ぐチェック項目
作業もいよいよ終盤!でも、最後に「サイトが表示されない!」というトラブルが起きたらパニックになりますよね。でも大丈夫、吉岡がこれまで見てきたトラブルの9割は、これから紹介するいくつかのポイントをチェックするだけで解決します。一番多いのは「500 Internal Server Error」。これはサーバーが「設定ファイルの内容がよくわからないよ!」と言っている状態です。主な犯人は .htaccess ですね。
よくあるトラブルとその「特効薬」
もし画面が真っ白になったり、500エラーが出たりしたら、まずは .htaccess を一旦ダウンロードしてバックアップを取り、中身を真っさらにしてからアップロードしてみてください。これで表示されるなら、リダイレクトなどの書き方が間違っていたことになります。また、サイトのトップページは見れるのに、記事をクリックすると「404 Not Found(見つかりません)」が出ることもよくあります。これは、ドメインが変わったことでパーマリンクのルールが迷子になっている状態。解決策は簡単で、ワードプレスの管理画面から「設定 > パーマリンク」を開き、何も変えずに「変更を保存」ボタンを押すだけ!これだけでルールが再作成されて治るんですよ。不思議ですよね。
セキュリティプラグインの「優しすぎるロック」に注意
「SiteGuard」などのプラグインを入れている場合、ドメインが変わるとログインURLも変わってしまうことがあります。ログイン画面にアクセスできない時は、FTPソフトで一時的にそのプラグインのフォルダ名を変えて「無効化」してしまいましょう。とりあえず入れる状態にしてから、後で設定し直せばいいんです。難しい問題にぶつかった時は、一気に解決しようとせず、一つひとつ要素を切り分けて考えるのが近道ですよ。ここまで頑張ったあなたなら、きっと解決できるはずです!
| トラブル症状 | 想定される原因 | 解決のヒント |
|---|---|---|
| 500エラー | .htaccessの記述ミス | 記述を一つずつ戻して確認 |
| 404エラー(記事のみ) | パーマリンクの不整合 | 設定画面で「保存」ボタンを再プッシュ |
| 画像が出ない | URLの置換漏れ | Better Search Replaceを再実行 |
| ログインできない | セキュリティプラグイン | プラグインフォルダをリネームして無効化 |
エックスサーバーでドメイン変更しワードプレスを運用するまとめ
本当にお疲れ様でした!ここまで読み進め、実践してくれたあなたは、エックスサーバーとワードプレスの扱いにかなり自信がついたのではないでしょうか。ドメイン変更は確かに大変な作業ですが、一つひとつのステップにはちゃんと意味があります。ディレクトリ構造を理解し、バックアップを万全にし、リダイレクトとURL置換を丁寧に行う。この積み重ねが、あなたのサイトを次のステージへと導いてくれますよ。
新しいドメインでの輝かしいスタートを!
ドメインを変えることは、サイトの「新しい誕生日」のようなものです。最初はGoogleの評価が不安定になるかもしれませんが、今回お伝えした301リダイレクトさえしっかりしていれば、時間が経つにつれて評価は必ず戻ってきます。むしろ、短くて覚えやすいドメインにしたことで、ユーザーさんとの距離がグッと縮まるかもしれませんね。エックスサーバーの高速な環境があれば、新しいドメインでの成長スピードもきっと速いはずです。
最後に一つだけ。すべての作業が終わって一息ついたら、自分のサイトをスマホやタブレット、いろんなブラウザで触ってみてください。「あ、ここが直ってないな」という小さな発見が、サイトの質をさらに高めてくれます。もしまた困ったことがあれば、いつでもエックスサーバーの公式マニュアルや、この記事を読み返しに来てくださいね。あなたのワードプレスライフが、より豊かで楽しいものになることを心から願っています。吉岡も、影ながら応援していますよ!頑張ってくださいね!
完了後の最終アクション最後にGoogleサーチコンソールで「サイトマップ(sitemap.xml)」を新ドメインで送信し直すのを忘れずに!Googleのクローラーに「新しい住所を重点的に回ってね」とお願いする大切な作業です。これで完璧です!



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