エックスサーバーのアクセス解析見方ガイド!設定からエラー解消まで
こんにちは!「標準的レンタルサーバー」を運営している吉岡です。今日もサイトの更新、本当にお疲れ様です!
あなたは今、エックスサーバーの管理画面を開きながら「このアクセス解析、どうやって見ればいいんだろう?」「Googleアナリティクスと数字が全然違うけど、壊れてるのかな?」なんて不安に思っていませんか?実はその悩み、私もサーバー運営者として毎日のように耳にする、いわば「Web担当者の通龍門」のようなものなんですよ。ここをしっかり理解できると、サイトの健康状態が手に取るようにわかるようになります。
今回は、エンジニアとしての視点も交えつつ、初心者の方から中級者の方まで納得できる「エックスサーバーのアクセス解析」の全てを、どこよりも詳しく丁寧に解説していきますね。難しい用語も噛み砕いてお話しするので、安心してくださいね。読み終わる頃には、あなたも立派なログ分析のプロになれているはずですよ!
- サーバーパネルから数クリックで設定が完了し、すぐに計測を開始できる
- Googleアナリティクスでは捕捉できない「Botの巡回」や「サーバーへの攻撃」まで可視化できる
- 画像や動画などのリソース消費(転送量)を正確に把握し、サイトの表示速度低下を防げる
- 403エラーや404エラーといった、ユーザーが離脱する原因をピンポイントで特定・改善できる
目次
エックスサーバーのアクセス解析の見方と基本設定
サーバーパネルから解析設定を有効にする手順
まずは、解析を始めるための「土台作り」からお話ししますね。エックスサーバーを契約しただけでは、実はアクセス解析は動き出さないんです。「あれ、画面を見ても真っ白だぞ?」と焦ったことがある方もいるかもしれませんが、それは設定がまだ「OFF」になっているだけなので安心してください。
具体的な設定の3ステップ
設定はとっても簡単ですよ。まずはサーバーパネルにログインして、画面中ほどにある「統計」セクションの「アクセス解析」をクリックしてください。するとドメイン一覧が出てくるので、解析したいドメインの横にある「選択する」ボタンを押します。次に「アクセス解析設定」タブを開き、現在の設定を「ON」に変更して確定ボタンを押すだけです!ね、意外とあっという間ですよね。
設定を「ON」にした瞬間から集計が始まるので、それ以前の過去のデータは残念ながら見ることができません。「サイトを公開したらまずONにする」のが、ベテラン運営者の鉄則ですよ。
設定が完了しても、すぐにグラフが表示されるわけではないことも覚えておいてください。エックスサーバー側で数時間ごとにデータをまとめて集計(バッチ処理と言います)しているので、最初の反映までは半日くらい「のんびり待つ」心の余裕が必要かなと思います。もし丸一日経っても何も表示されない場合は、そもそもサイトにアクセスがあるかどうか、自分でもページを開いてみて数時間後に再確認してみるのがおすすめですよ。
(出典:エックスサーバー公式サイト:アクセス解析マニュアル)
Googleアナリティクスと数値が違う理由
「吉岡さん、エックスサーバーの解析だと毎日1,000PVあるのに、GA4で見ると200PVしかないんです。どっちを信じればいいですか?」これ、本当によく聞かれる質問なんですよ。実は、どちらの数字も「正しい」というのが答えなんです。計測している場所が違うから、数字がずれるのは当然なんですね。
計測方式の決定的な違い
Googleアナリティクス(GA4)は、ユーザーのブラウザ上で「JavaScript」というプログラムが動いた時にカウントされます。対して、エックスサーバーの解析は「サーバーにリクエストが届いた瞬間」に記録されます。ここがポイントなのですが、世の中には「プログラムを実行しないアクセス」がたくさんあるんです。
| 項目 | Googleアナリティクス(GA4) | エックスサーバー解析 |
|---|---|---|
| 主な計測対象 | 人間のユーザー(ブラウザ) | Bot・画像・人間すべて |
| Botの除外 | 自動でかなり強力に除外される | すべてカウントされる |
| アドブロック | 計測されない場合が多い | 関係なく計測される |
例えば、検索エンジンのロボット(Bot)がサイトを回った時、サーバーログには残りますがGA4には残りません。また、最近増えている「広告ブロック機能」を使っているユーザーも、GA4のタグを止めてしまうので計測漏れが起きます。エックスサーバーの数字は「サーバーがどれだけ頑張って働いたか」の記録なので、マーケティング的な「人の動き」を知りたいならGA4、インフラ的な「サイトの負荷」を知りたいならエックスサーバー、と使い分けるのが一番賢いかなと思いますよ。
PV数やヒット数と転送量の正確な意味
アクセス解析の画面を開くと、「PV(ページビュー)」「訪問者数」「ヒット数」「転送量」という言葉が並んでいますよね。ここ、慣れないと混乱しがちかなと思います。それぞれの言葉が「何を指しているのか」を明確に整理しておきましょう。
「ヒット数」が跳ね上がる理由
特に驚かれるのが「ヒット数」の多さです。これはHTMLファイルだけでなく、画像1枚、CSSファイル1つへのアクセスをすべて「1回」と数えるからです。例えば、画像が20枚貼ってある記事を1人のユーザーが読んだ場合、PVは「1」ですが、ヒット数は画像20枚+HTML1枚で「21」以上になります。このヒット数は、サーバーの同時接続負荷を測るバロメーターになるんですよ。
転送量とは、サーバーからユーザーに送られたデータの総量です。高画質な動画を載せたり、画像が重すぎたりすると、PVが少なくても転送量だけが激増します。エックスサーバーにはプランごとに「転送量目安」があるので、ここが上限に近づいていないかチェックするのは運営者の大事な仕事なんです。
訪問者数は「IPアドレス」を元に計算されます。同じ会社のWi-Fiから10人がアクセスしても、サーバーからは同じIPに見えるので「1人」とカウントされることがあります。逆に、移動中のスマホで電波が切り替わると「別人」とみなされることも。完璧な「人数」を出すのは難しいのですが、日々の増減のトレンドを見る分には十分役立つ指標ですよ。
403エラーや404エラーの原因特定法
せっかくサイトに来てくれたユーザーが、エラー画面を見て帰ってしまうのは悲しいですよね。エックスサーバーの解析画面では、エラーが発生している回数や対象のURLを知ることができます。これが改善のヒントになるんです。
エラーコードの読み解き方
一番よく見かけるのは「404 Not Found」でしょう。これは「ページが存在しない」という意味です。リンクの綴り間違いや、記事を削除したのに古いリンクが残っている場合に発生します。これが大量にあるとSEOにも良くないので、解析画面で見つけたら早めにリダイレクト設定などをしてあげたいですね。難しい作業に感じるかもしれませんが、一つずつ直せば大丈夫ですよ。
| エラーコード | 主な原因 | 解決のヒント |
|---|---|---|
| 403 Forbidden | アクセス拒否、WAFの誤作動 | WAF設定を一時OFFにして確認 |
| 404 Not Found | ページがない、URL間違い | リンク切れの修正、301リダイレクト |
| 500 Internal Error | プログラムミス、.htaccessの不備 | エラーログを確認してコード修正 |
特に「403エラー」には注意が必要です。エックスサーバーには強力なセキュリティ機能(WAF)が備わっていますが、これがたまに「善良な書き込み」を攻撃だと勘違いして遮断しちゃうことがあるんです。記事が保存できない時などは、アクセス解析で403が出ていないかチェックしてみてくださいね。(出典:MDN Web Docs:HTTP レスポンスステータスコード)
自分のアクセスをデータから除外する工夫
アクセス解析を見ていて「お、今日は100PVもいってる!」と喜んでいたら、実はそのほとんどが自分のプレビューだった…なんて経験、ありませんか?私も駆け出しの頃はよくやってしまいました(笑)。エックスサーバーの標準解析画面には、残念ながら「特定のIP(自分)を除外する」という便利なボタンはありません。
正確なデータに近づけるための代替案
ではどうすればいいのか。一つは「解析はGA4をメインにする」と割り切ることです。GA4なら設定で自分のIPを簡単に除外できます。サーバー解析の数字は「自分も含めた全体の負荷」として捉えるのが健康的かなと思います。もしどうしても正確なサーバーログが欲しい場合は、後で詳しくお話しする「生ログのダウンロード」機能を使って、Excelなどで自分のIPが含まれる行をバサッと削除して計算する、というちょっと力技な方法もありますよ。
WordPressを使っているなら、ログイン中だけGoogleアナリティクスのタグを出さないようにするプラグイン(SEO SIMPLE PACKなど)を導入するのもおすすめです。これでGA4側のデータは綺麗に保てます。サーバー解析側は「自分の作業量」がそのまま反映されるので、それはそれで「今日は頑張って10回もリライトしたな!」と自分を褒める材料にしちゃうのもアリかもしれませんね!
応用力を磨くエックスサーバーのアクセス解析の見方
検索キーワードの代わりにサーチコンソールを使う
エックスサーバーの解析画面に「検索キーワード」という項目があるのに、中身が「不明」や「(not provided)」ばかりでがっかりしていませんか?これはエックスサーバーのせいではなく、インターネット全体のルールが変わったからなんです。今の時代、キーワードを調べるには別のツールが必要になります。
なぜ「不明」になってしまうのか?
昔は、検索エンジンからサイトに来る時、URLの中に「どんなキーワードで検索したか」という情報が含まれていました。しかし、プライバシー保護のためにGoogleなどの検索エンジンが通信を暗号化(SSL化)したことで、サーバーにその情報が届かなくなってしまったんです。これはどのレンタルサーバーを使っていても同じ状況なので、気にしなくて大丈夫ですよ。
検索キーワードの正解は、Google自身が提供している「サーチコンソール」という無料ツールの中にあります。ここなら、どのワードで何回表示され、何回クリックされたかが手に取るようにわかります。エックスサーバーの解析とサーチコンソール、この2つを組み合わせるのが令和のWeb運営スタイルです。
サーチコンソールとの連携は、最初は難しく感じるかもしれませんが、一度設定してしまえば一生モノのデータが手に入ります。「エックスサーバーの画面でキーワードが見られない…」と悩む時間はもったいないので、さくっとサーチコンソールの導入を進めてしまうのが一番の近道かなと思いますよ。
生ログをダウンロードして詳細に分析する手順
標準のグラフ画面だけでは物足りなくなったあなたに、ぜひ試してほしいのが「生ログ(アクセスログ)」のダウンロードです。これは、サーバーに記録された「すべての動き」の生データです。エンジニアの世界では、これがトラブル解決の最強の武器になるんです。
生ログの入手と活用法
サーバーパネルの「アクセスログ」メニューから、対象ドメインのログをダウンロードできます。ファイルは「.gz」という形式で圧縮されていますが、解凍すると中身はシンプルなテキストファイル(.txt)です。これをメモ帳やExcelで開いてみてください。一見すると文字の羅列で「うわっ、難しそう…」と感じるかもしれませんが、慣れると宝の山に見えてきますよ!
例えば、「特定の重い画像」が何度も読み込まれてサーバーに負荷をかけていないか、あるいは「海外からの怪しいアクセス」が連続して攻撃を仕掛けていないか、といったことが秒単位の記録で判明します。Excelのフィルタ機能を使えば、特定のURLへのアクセス数だけを抽出したり、自分以外のアクセスだけを集計したりすることも可能です。ちょっと手間はかかりますが、これぞ「真のアクセス解析」という感じで、サイト運営がより本格的になりますよね。
転送量制限を回避するためのリソース管理術
「サイトが急に表示されなくなった!」「今月の転送量が限界ですという通知が来た!」…そんなパニックを避けるためにも、アクセス解析を使ったリソース管理が重要です。転送量は、いわばサーバーの「体力」のようなもの。使いすぎるとバテてしまうんです。
転送量を節約する3つの具体策
まず、アクセス解析の「転送量」が多い順にURLをチェックしてみてください。もしトップページの転送量が異常に多いなら、そこに貼っている画像が大きすぎるのかもしれません。最近のスマホで撮った写真は、1枚で数MB(メガバイト)もあります。これをそのまま載せると、100人が見るだけで数百MB消費してしまいます。画像を圧縮するプラグインを使ったり、軽量なWebP形式に変換したりするだけで、転送量は劇的に減りますよ。
もし動画を直接サーバーにアップしているなら、YouTubeなどにアップして埋め込む形式にするのがおすすめです。それだけで転送量はほぼゼロになります。サーバーの体力を賢く温存して、サクサク動くサイトを目指しましょうね。
エックスサーバーはもともと転送量にかなり余裕があるサービスですが、それでも人気サイトになると制限が気になることもあります。週に一度は解析画面の「転送量」のグラフを眺めて、「今週は平和だな」と確認する習慣をつけると、トラブルを未然に防げるようになりますよ。これこそが運営者の「安心」に繋がるかなと思います。
Googlebotの巡回頻度をログで確認する手法
SEOを頑張っている方にとって、一番気になるのは「Googleはいつ私の記事を見に来てくれるの?」ということではないでしょうか。実はこれ、エックスサーバーのログを使えば正確にわかるんです。GA4では見ることができない「Googleとの対話」を覗いてみましょう。
Googlebotの足跡を探せ!
生ログをダウンロードして、「Googlebot」というキーワードで検索(Ctrl+F)してみてください。ずらりと出てきた行が、Googleのクローラーがあなたのサイトを訪れた記録です。注目すべきは、記事を公開した直後にGooglebotが来ているかどうか。もし頻繁に来ているなら、Googleから「このサイトは更新頻度が高い、重要なサイトだ」と認識されている証拠ですよ。逆に全然来ていないなら、サイト構造が複雑すぎてBotが迷子になっているか、更新をサボりすぎているサインかもしれません。
また、Botが「どのページ」を重点的に見ているかも分かります。自分が一番推したいページにBotがあまり来ていないなら、内部リンクを強化して通り道を作ってあげる改善案が浮かびますよね。こういう「データに基づいたSEO対策」ができるようになると、勘に頼らないサイト運営ができるようになります。なんだかワクワクしてきませんか?(出典:Google 検索セントラル:クロールの統計情報レポート)
503エラーを解消するステータスコード診断
サイトが一時的に閲覧できなくなる「503 Service Unavailable」というエラー。これ、アクセスが急増した時にサーバーが「ちょっと休憩させて!」と悲鳴を上げている状態なんです。このエラーが出た時、どう対応すればいいかを解析データから紐解きましょう。
503エラーが出た時のチェックリスト
まずはアクセス解析で、エラーが出た時間帯の「ヒット数」を確認してください。もし爆発的に増えていたら、どこかのSNSでバズったのか、あるいは海外からのスパムアクセス(攻撃)かもしれません。スパムの場合は、特定のIPアドレスを拒否設定にするなどの「防御」が必要です。バズった場合は嬉しい悲鳴ですが、サーバーの処理能力を高める「攻め」の対策が必要になります。
| 対策 | 具体的な内容 |
|---|---|
| Xアクセラレータ | エックスサーバー独自の高速化・負荷耐性アップ機能を有効化 |
| キャッシュの活用 | WordPressのキャッシュプラグインなどでサーバーの計算回数を減らす |
| プラン変更 | よりリソースの多い上位プラン(ビジネスなど)へのアップグレード |
503エラーは放置すると「アクセスできないサイト」として検索順位にも悪影響を及ぼします。解析画面でエラーの兆候を早めに察知して、サイトがパンクする前に対策を打つ。これができる運営者は、読者からもGoogleからも信頼されますよ。難しいことが起きた時こそ、ログは一番の味方になってくれるかなと思います。
まとめ:エックスサーバーのアクセス解析の見方
さて、ここまで本当にお疲れ様でした!「エックスサーバーのアクセス解析」というテーマで、設定方法から高度なログ分析まで、たっぷりとお話ししてきました。最初は難しそうに見えた解析画面も、少しだけ身近に感じられるようになったのではないでしょうか。
最後に伝えたいこと
アクセス解析は、ただの「数字の集まり」ではありません。そこには、サイトを訪れてくれる読者の行動や、サイトを支えるサーバーの頑張り、そしてGoogleなどの検索エンジンとの対話がすべて詰まっています。今回ご紹介した「見方」をマスターすれば、もう数字に振り回されることはありません。自信を持ってサイト運営を楽しんでくださいね!
もし途中で分からなくなったら、何度でもこの記事を読み返してみてください。それでも解決しない時は、エックスサーバーの充実したマニュアルを頼るのもいいですし、私たちのようなサーバー運営者の知恵を借りるのも手ですよ。あなたのサイトが、より多くの人に愛され、健やかに成長していくことを心から応援しています。吉岡でした!
まずはサーバーパネルにログインして、アクセス解析が「ON」になっているか、そして「転送量」に異常がないか確認することから始めてみませんか?小さな一歩が、大きな成長に繋がりますよ!



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